こんにちは、動画クリエイターコミュニティ VIDEO LEGENDS 代表の平尾です!
今回は「心理学から学ぶ動画編集方法」という少し変わった視点からのお話をします。
あなたが今後、動画編集者として生きていくには、もちろん周りと同じような編集をしているようでは飛び抜けることはできません。
なので今回は心理学を応用して、しっかりと周りとの差をつけて、一段階上の動画編集者になる方法をお伝えしていこうと思います。
なぜ今回僕がこのお話をするかというと、僕自身が動画編集者としてここまで来るために歩んできた道だからです。
僕は過去に副業として動画編集をはじめ、最初の2ヶ月で13万円の収益を出すことが出来ました。そこから6ヶ月経つ頃には60万円、そこからさらには独立して月収100万円以上というのをキープできるようになりました。
あなたが目指したいところがもしこういう数字であれば、僕が今からお話する内容は役に立つんじゃないかなと思います。
ではいってみましょう!
ユーザーの興味をそそる秘密のテクニック
その1.簡潔性の心理学
シンプルであるとか、パッと理解しやすい、ということです。これは本当に大事です。
何故かと言うと、理解されないメッセージは存在しないのと同じだからです。
当然ですよね。興味を持ってもらうための動画でありメッセージなのに、見た人に理解されなければ興味を持ってもらえないので、存在しないのと同じです。
特に広告動画はターゲットにとって、パッと見てわかるように、意味を理解するのに時間をかけさせない表現にすることがとても大事です。
広告が人の目に入る時間はすごく短いので、その短い時間で興味を持ってもらえるかどうかが大事です。
そのためには短くて簡単な言葉を使うのが効果的です。
言葉は短いほど良くて、さらにテクニックとして「あなた」「わたし」という言葉を惜しみなく使っていくのが大切です。
ただ、中には内容を理解してもらうために、少しくらい詳しく・細かく発信した方がいいんじゃないか、という意見もあると思います。
その気持ちもわからなくはないです。でもいきなり小難しい、聞いたことのない言葉を沢山並べられるよりも、一瞬で理解出来るものの方が人は興味を持ちやすいです。
細かく知ってもらうのは、広告で興味を持ってもらったその後です。
その2.メリットを必ずいれる
興味をそそられる秘密のテクニック2つ目は、メリットを必ずいれるということです。
特色を話してはだめです。
ここでいう「メリット」というのは、見込み客に与える価値のことです。あなたではなく、見込み客のためになることです。
ここではわかりやすく見込み客のことを「相手」と表現しますね。
メッセージを受け取る相手は、自分自身のメリットにしか興味をもたないと考えたほうがいいです。言い換えれば、自分にとって得になることにしか人は興味はありませんよね。
自分にとってメリットがないものに時間を使おうとは思わないんです。
例えばあなたがとても美肌でニキビやシミが全くないのにニキビを治せます!とか、シミがなくなります!みたいな広告を見せられても興味無いですよね。極端な例ですが、要はそういうことです。
相手が喜ぶこと=相手のメリット、もしくは相手にとっての嬉しさをきちんと伝える、というふうに考えてもらったらいいと思います。
でも中にはパッとじゃわかりにくいメリットもあると思います。
そんな場合は、それを手に入れた時の感情的な嬉しさを表現するといいです!
例えば、ダイエットのサプリを売りたいとして、そういう場合には
「このサプリには食物繊維等のダイエット効果がある成分が20種類も含まれています!」
ではなく、
「このサプリを飲み続けることで一ヶ月前には履けなかったジーンズが履けるようになって、夏にはプールに遊びに行っても恥ずかしくない体を手に入れることができます!」
のような感じですね。
これも極端な表現ですけど…。
大切なのは相手に素敵な未来を想像してもらうことです。
その3.質問の力を利用する
3つ目のテクニックは、質問の力を利用しましょう、ということです。
これはどういうことか、簡単に説明します。
あなたがもし、美味しい唐揚げの作り方を知りたいとします。そこでYouTubeを開いて検索するとします「美味しい唐揚げの作り方」って。
で、たまたま開いた動画を見進めていると、こんな事を聞かれました。
「あなたは唐揚げを揚げるとき、2度揚げしますか?しませんか?」あなたは心の中で「しない」と答えたとします。
そうするとあなたの中ではこのような思考が生まれると思います、
「どっちの方がいいんだろう?」
これです。これが大切なんです。
2度揚げした方がいいのかしない方がいいのか、どっちの方がいいのか…
気になるから動画を閉じれないんですよ。少なくともその結果を知るまでは。
YouTubeの動画を最後まで見てもらうのはとても難しいのですが、このように質問の力を使うことによって、少しでも長く見てもらえる動画を作ろうということです。
ただここで皆さんこう思いましたよね。いやそれ編集関係なくない?と。
そうですね、厳密に言えば編集は関係ありませんが、これが編集者として周りとの差をつける方法になるんです。
クライアントから継続案件をとることが出来た時に、脚本の構成や動画の構成に対して、提案として「良い案」を出せるようになると、「この人、編集だけじゃなくて動画の効果まで考えて仕事をできるのか!」ということでさらに案件を貰えたりするわけですね。
なぜならそんなことをできる人がとても少ないからです。
あなたがこの話を知っておいて損することはないと思います。
どう考えても単価が上がりますからね。
今の時代、動画編集プラスアルファが出来ると、企業などクライアントさんからの評価も段違いなので、是非プラスアルファのスキルも身につけていきましょう。
まとめ
1.シンプルで理解しやすい表現→短くて簡単な言葉を使うと効果的
2.視聴者のメリットを必ず入れ、手に入れた後の素敵な未来を想像させる
3.視聴者に質問することで、疑問を抱かせその続きが気になる仕掛けを作る
★ただ動画を編集するだけではなく、動画の効果も考えた提案力で他者との差別化を★
あなたがこれから活動していく上で、今回紹介したこの3つを意識してもらうだけで、かなり変わってくると思うので、しっかり意識してもらえたらなと思います。
そして、こういう心理学のスキルは、動画とかけ合わせると物凄い価値を生みますので、プラスアルファのスキルを取り入れるということを、今から意識して行動していきましょう。
というところで今回はこれで終わりたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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