こんにちは、動画クリエイターコミュニティ VIDEO LEGENDS(ビデオレジェンズ) 代表の平尾としのりです!
動画編集で単価をもっとあげたいなーと思っている方は多いですよね。
でも動画編集のスキルを上げるだけでは、単価を上げることはできません。
動画編集をできるという人は増えてきてるから。他に埋もれてしまうんです。
可能なら単価が上がるに越したことはないですよね。
ということで、
今回は、動画編集者が単価を上げるために身につけるべき知識3選をご紹介します!
僕は、もともと会社員でしたが、副業で安定的に稼げるようになって、それから脱サラして独立をしました。
今はビデオレジェンズという動画コミュニティを運営していて、WEB広告の運用もやっていたりしています。
マーケティングの知識も副業の知識も全くなかった会社員からここまで、
成果を伸ばしてきたのは、今回お話することを実践して取り入れたからです。
動画編集で少しお小遣いを稼ぐまでは達成しても、
それから収益を伸ばしていくためには、単価を上げることが稼ぐ近道です。
単価の低い案件をたくさん受注しても、時間と体力には限りがあります。
今回の記事を参考に、自分に足りない知識の補足や、気づきになれば嬉しいです。
ではいってみましょう!
1つ目:コピーライティングの知識
企画構成が的確な人、成果に繋げられる人は、企業にとってもメリットが大きい
まず1つ目は、コピーライティングの知識です。
なかなか聞きなれない言葉ですよね。
コピーライティングというのは、簡単に言うと、言葉で相手に行動させる文章スキルのことです。
動画の企画構成や骨組みを作るためには欠かせないスキルですね。
高単価の案件というのはビジネスをする企業案件だけです。
企業側としては、その動画で利益につなげてくれる人に、動画制作をお願いしたいです。
企画構成が的確な人、成果に繋げられる人は、企業にとってもメリットが大きいですよね。
どんな構成で、どんな言葉を伝えるか、これが本当に重要
ビジネスに使われる動画は、ただ映像的に「かっこいい」とか「おしゃれ」って感じてもらうだけではなくて
「心を動かして、行動を起こしてもらうべきもの」
なので動画の企画構成・骨組みが重要です。
例えば、動画で広告を作る場合には必ず行動をうながします。
・メールアドレスなどを登録してもらう
・申し込みボタンを押してもらう
・問い合わせしてもらう
その行動を起こしてもらうために、動画を見た人に、どんな気持ちになってもらう必要があるのか。
いくら美しい映像でも構成がしっかりしていないと「見られただけで終わり」になります。
どんな構成で、どんな言葉を伝えるか、これが本当に重要です。
そして、それは正にコピーライティングのスキルなわけです。
構成を作成する際、目的やターゲットを明確にする
動画制作の全体の流れとしては、
構成→撮影→編集→公開というステップになるわけです。
「構成」は、動画の目的とかターゲットの「解決したい悩み」をわりだして作成します。
この目的やターゲットを明確にすることが、構成を作成する上で重要なポイントになるんですね。
動画編集の初心者は、この構成部分をしっかり詰めれてない事が多いです。
すぐに撮影に入ろうとしてしまいますが、それではなかなか良い動画にはならないです。
でも、構成なんて、動画1つ1つ作るのなんて、めんどくさいですよね。
そのめんどうなことにこそ、重要なことが詰まっているのです。
構成がしっかり固まっていないまま撮影をすると、軸がブレやすいのです。
軸がブレやすいと、あとから変更したい箇所がいくつもでてくる可能性も高いです。
例えば撮影を終えて、動画の素材をそろえた後になって、
「やっぱこうしたい」と思った時に撮り直しになってしまうのです。
最悪、期日に間に合わなかったり、納得できないまま公開することになってしまうかもしれません。
結果的に時間もコストもかかってしまいます。
そうならないためのアクションプランを紹介します。
ターゲットのリサーチをしっかり行う
アクションプランの1つ目はしっかりとターゲットのリサーチをするということです。
今回、広告用動画を作るときに事前に必要な6つのリサーチ項目をお伝えしますね。
ぜひメモしてあなたも使えるようになってくださいね!
それじゃいきますよ。
・ターゲットが抱えている悩みとは何ですか?
・その悩みによって、彼らはどんな困った状態にありますか?
・それによって、どのような感情を抱えているでしょうか?
・ターゲットが求めている理想の状態とは?
・彼らがよくする勘違い、思い込み、間違いなどはありますか?
・それによって、彼らはどんな状態にありますか?
動画を作るときも、どんなメッセージを伝えるかを考えるときも
とにかく相手のことを知らなければ全部が上辺だけのテクニックになってしまいます。
ここで挙げた質問の答えをしっかり書き出すようにリサーチを徹底することが
結局は成果の上がる動画の企画・構成に繋がります。
コピーライティングの知識って山ほどあります。
人間心理を扱う、本当に深いものです。
でも1番大事なことは、「相手の気持ちを理解しようとする」視点です。
これが、本質だと思います。
相手の立場に立って構成を考えたり、企画して提案すること、そして視聴者はどんな動画を望んでいるのかと考えることが、このスキルを学ぶ過程で大事になってきます。
でも、スキルの上達が、なかなか分かりにくいですよね。
でも実は簡単です。
それは、あなたが作った文章によって、受け取った相手が結果的に行動に移ったのか、
ということが直接的なフィードバックだからです。
つまり、実践し、アウトプットすることが欠かせないです。
コピーライティングを学ぶ一番の環境は、実践ということですね。
2つ目:マーケティングの知識
売れる仕組みを作る事で、動画の価値を上げる
2つ目は、マーケティングの知識です。
マーケティングとは、一言で言ってしまえば、売れる仕組みを作ることです。
さらに分解していくと、集客と販売のことで、
特にお客さんに集まってもらうというところが重要です。
なぜマーケティングの知識が必要かと言うと、
ビジネスにおける動画は、ほとんどの場合マーケティング活動の中で使われるからです。
動画の役割は情報をわかりやすく伝えることです。
すなわち企業にとっては、動画はPRの媒体です。
重ねて言いますが、殆どの場合、動画はマーケティング活動の中で使われるということです。
たとえばインタビュー動画です。
モノを売りたい企業がお客様の声をインタビュー動画にしたり、
企業のイメージアップを図りたいときに、社長のインタビュー動画を撮ったりします。
広告動画、つまりCMはもちろんそれ自体がマーケティングです。
テレビ番組も含めて、ほぼ全ての動画はマーケティングの要素として説明することができます。
あなたが動画編集の単価を上げていきたいのなら、
クライアントがあなたに高単価を払う理由は何かを考えましょう。
なぜ高単価を払うのかというと、それは高単価を払っても
なお売上が上がってペイできるという価値がその動画にあるからです。
基本的に、高単価を払えるのはビジネスをやっている企業のみです。
動画の活用方法も提案できるようになることが大事
あなたが動画の活用方法を理解して、モノを売る企業に対して
「集客を増やすためにこんな動画を作りますよ」という提案ができたら、どうなると思いますか?
たとえば、美味しいケーキを作るけど、なかなか売上が上がらずに困っているケーキ屋さんがあるとします。
どうしてだろう?と分析しますね。
大抵の場合は、立地が悪いとか、口コミが少ないとか、そんな理由です。
要は良いイメージで世間に知られていないわけです。
そんなケーキ屋さんの課題が、「もっと沢山の人に知ってもらって実際に食べてもらうこと」だった場合、
あなたならどうしますか?
飲食店ですからGoogleで調べたら、地図と美味しそうな写真が出てきたらいいと思いますよね。
そして写真に加えて、動画でケーキや店内の様子を伝えられたら、目にとまります。
あなたがそのケーキ屋さんに「Googleで調べたらGoogleMap上に、美味しそうな動画と一緒に店舗情報が出てくるようになると集客アップに繫がりますよ」と提案ができればどうでしょう?
「GoogleMapで写真や動画でイメージをアップすることで、売上が○%上がった事例がある」みたいな話をできたら、
さらにケーキ屋さんも、自分の売上がいくらくらい上がるか想像ができますね。
そうしたら、結構な高単価で仕事を受けることができると思いませんか?
クライアントから「これやって」と言われたことだけじゃなく、
プラスで提案できるようになることで単価アップにつながります。
提案力の引き出しを増やすには動画を作るだけじゃなくて、
マーケティングを学んで、その動画の活用方法も提案できるようになることが大事です。
そうすることで、頼まれた動画を作るだけじゃなく、
クライアントが喜ぶ売上アップなどの成果に貢献できることになリます。
そしたら信頼感アップ・単価アップにつながります。
マーケティングをどうやって学ぶか
でも、マーケティングってどうやって学べばいいのか分からないという方も多いでしょう。
そもそも、言葉は聞いたことあるけど、意味はよくわからないという方がほとんどだと思います。
結論、まずは本を読みましょう。
動画を活用しやすいWebマーケティングに関する本も今はたくさん出ています。
あとは基本的な知識や考え方もしっかりインプットするのが大事です。
僕のYouTubeチャンネルでも動画編集者に読んでほしい書籍っていう動画で紹介しているので、ぜひ見てみてくださいね。
そして、実践しましょう。
思い切ってクライアントに提案してみましょう。
提案してみて、自分では出来なそうだったら、マーケティングに詳しい人に協力してもらいましょう。
実践が1番のインプットです。
実践を通してしか、実践で役立つスキルは身につきません。
本やネットで知識を得ることは簡単です。
でも、知るだけでは自分の単価を上げることはなかなか厳しいです。
トライ&エラーが大事ってことですね。
3つ目:セールスの知識
成約に結びつけるには、コミュニケーションが必要
セールスとは営業のことですね。
その名の通り「売ること」で、例えば、店頭での販売や営業担当の人がしているようなことです。
マーケティングとセールスはよく対比して語られることが多いです。
マーケティングは、お客様に商品に興味を持ってもらって、自然に売れていく状態をつくることがの目的です。
そのことから「マーケティングとはセールスを不要にするもの」と言われていますね。
でも、今は物が溢れている時代で、何でも揃ってるし、何でも手に入る。
だからこそ最後の一歩、お客様に行動を起こしてもらうためのきっかけや
コミュニケーションが必要になってきます。
インターネットでモノを売る時代であっても、ある程度以上の金額の商品は、
いわゆる衝動的に「ポチる」っていうことはなかなか無いです。
たとえば10万円の商品をポチるのはなかなか勇気が要りますよね。
本当にこれを購入して自分のメリットになるのか?と思いとどまってしまいます。
高額な商品だと、商品への期待が高くても買うのには躊躇するのが人間心理。
そこで最後にお客様が持つ不安を一緒に取り除いたりして、成約に結びつくよう双方向的なコミュニケーションが必要になるのです。
人は感情でモノを買い、それを理屈で正当化する
動画制作も数十万単位で動くサービスです。
相手が企業なら慣れているかもしれないですが、動画を作ることで本当に望む結果が得られるのか、悩んだりするものです。
実際、数十万以上、ときには数百万かかる動画制作の発注に尻込みするクライアントは、
提案文などの文字だけで納得することは少ないです。
ちゃんとあなたのことを考えているからこそ、この提案をしているんだということ。
しっかりと利益アップを狙えるプロモーションにすること。
動画でこそ、あなたの課題を解決するんだと。
その未来をできるだけ克明に見せるわけです。
高単価の提示を、高いと思わせないようにするのはひとえに営業の腕にかかっています。
こんな言葉を知っていますか?
「人は感情でモノを買い、それを理屈で正当化する」
これは正にそのとおりで、逆に言うと、金額が高ければ高いほど感情を揺さぶられない限り、お金は出せないわけですね。
つまりセールスの力があれば、対面で相手の感情を揺さぶれるようになれば、高単価を売れるようになるということですね。
クライアントが決断に悩むということは、見えない不安が隠れている可能性もあります。
決断に思いとどまる、壁となっていることがあるはずです。
それを双方向的なコミュニケーションでしっかりヒアリングできれば、不安を取り除いたりポジティブシンキングに変えていくこともできますよね。
セールスの知識は押し売りの技術を磨くものではないです。
相手の困りごと・本当の目的をしっかりヒアリングできるスキルです。
困り事や目的をしっかりヒアリングできれば、マーケティングの知識で課題解決の提案をすることができますね。
では、お客様によりよい提案をするためにはどんなヒアリングをすればいいと思いますか?
それはお客様の悩みを深堀りをすることです。
例えば、動画を通して自社商品の宣伝をしたい企業に「困っていることはなんですか」と1回聞いただけでは、
相手の悩みを深堀することはできません。
「なぜ動画で商品の宣伝をしたいのか」
「いままではどのように宣伝していたのか」
「宣伝をしてどのような結果を求めているのか」
と表面上の悩みではなく、深層にある問題を探すことが、よりよい提案に繋がっていきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は動画編集者が単価を上げるために身に着けるべき知識3選をご紹介しました。
・コピーライティング
・マーケティング
・セールス
の3つのスキルを一気に身に着けることは難しいですし、時間もかかります。
本を読む、動画で勉強してみるなど自分のできるところから、始めてみましょう!
今日の中で学んだことはぜひアウトプットしてくださいね。
はい、今日のお話は以上になります!
最後までご覧くださりありがとうございました。
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