こんにちは、動画クリエイターコミュニティ VIDEO LEGENDS(ビデオレジェンズ) 代表の平尾としのりです!
今回は対談形式でお送りします。
最も需要のある撮影案件について香月さんにお話を伺いたいと思います。
香月雄太(かつきゆうた)
僕も10年くらいサラリーマンをしていました。サラリーマンのままではなく人生挑戦したいなぁと思って、静止画のカメラマンとして独立したんですけど、コロナ禍で仕事がなくなっちゃいまして、収入が全く無い!いろいろ勉強する為に、借金して、でもそれも支払いできない!、という中で動画に出会って、本当に人生が変わりました。ここ最近激アツな撮影案件をやってきたのでそれを紹介したいと思います。
香月さん、よろしくお願いします。
コロナ前はどんなお仕事をされていたのですか?
よろしくおねがいします!
僕はプロダクトローンチ動画、セミナー撮影です。プロダクトローンチとは、数種類の動画で商品を紹介して、商品の良さを知ってもらい、購買欲を高める手法です。このような案件をさせていただいておりました。
コロナ禍ですが、お仕事にどんな変化がありましたか?
※ここから先は、僕が質問している事が小見出しに、香月さんのコメントがその下に続きます。
僕はコロナになってから逆に恩恵を受けて、コロナ禍に始めた方の依頼が増えて、今はそれがメインの仕事になっています。
コロナ禍の需要がある動画撮影案件 TOP3
TOP3 オンライン求人動画
企業が人を採用する時に使うPR動画のようなもので、企業がこのコロナ禍で動画を必要と認識し始めているのが
求人動画や説明会動画です。
説明会動画は求人を行う前の動画で、企業のPR動画になります。この案件が増加していて、これからはスタンダードな案件になるのではないかと思います。
TOP2 コンテンツ撮影・インタビュー撮影
これもコロナ前からあった案件ですが、さらに頻度が増したものになります。
この自社の商品をPRするコンテンツ動画、つまり講座やYouTubeの案件がコロナ前より増えましたね。
対面で教えている講師業がオンライン講座にしてコンテンツにして販売という感じです。
起業されている方の間で、動画が身近になったようです。
セミナー関係の案件も有り、こちらの場合も継続案件に繋がりやすいです。
セミナー内容をコンテンツにしていきたいとか、企画を立ち上げるのでそれをコンテンツにしていきたい、などです。
インタビュー動画は、就職先の仕事内容や環境、スタッフさんの様子などを撮影します。応募する人からするとインタビュー動画はどんな未来があるのかをイメージしやすいので、企業側も取り入れ始めています。
TOP1 ライブ配信
コロナ禍で増えた案件、一番はライブ配信です。
コロナ前は大手企業がイベントする為にライブ配信を行っているのがほとんどでしたが、人が集まれなくなったしまった時期がありましたよねその時にYouTubeやZoomが普及したこともあり、主に企業さんとか講師業の方だとかの、いつもは会場を集めて行なっていたけどできなくなった方達がライブ配信を取り入れるようになりました。
というのも、セミナーなどの参加者の方はすでにお金を払い済みだったりします。なので主催者側は自分たちのコンテンツを届けられないことは死活問題だったので、ライブ配信が急激に増加したというわけです。
今後はライブ配信がスタンダードになってくると思います。
ライブ配信はメリットしかないと思っています。多くの方に参加していただけますし、場所を問わないところも魅力的ではないでしょうか。
その通りだと思いますね。ライブ配信は距離・場所、関係なく届けらますからね。
平尾さんもライブ配信に参加されていたようですね。
ライブ配信サミットというのが、海外のマーケティングで熱いらしく、日本でも取り入れている方がいます。ライブ配信で講談する先生が何人か入れ替わって、世界のゲストスピーカーが閲覧できるものです。すごい時代ですね。
そのような経緯で、ライブ配信が爆発的な増加傾向にあります。まだまだ供給が足りていないように思いますね。
ライブ配信の仕事に流れについて
セミナーのライブ配信の人員は1人〜2人です。そしてあとはカメラとパソコンです。
パソコンはZoom、You Tubeに映像を飛ばす為に使用します。あとはカメラを2台準備した場合、カメラの画角を切り替える為にスイッチングする機械、「スイッチャー」が必要になります。基本はこの3つです。
音にこだわりがある場合はミキサーが必要になります。そうするとモニターが必要になります。
また、セミナーがスタートしてからは、色々なカメラワークが必要な場合には、カメラを持って動くカメラマン、音のチェックと配信の様子がうまくいっているかを監視する人も必要です。ライブ中にトラブルが発生した時に対処したりすることも必要になります。
〈 ライブ配信で必要な機材 〉
・カメラ2台〜(会場の大きさ・規模によって異なります)
・パソコン
・スイッチャー
・モニター
・ミキサー(音にこだわりがある場合)
香月さんは未経験からライブ配信を始められたのですよね。
はい、もともとはセミナー撮影をしていました。
コロナ禍で、クライアントさんからライブ配信したい!と言われて始めました。始めた当初はなかなかうまくいかないことも多々ありましたよ。でも回数や改善を重ねて、未経験からでもなんとか試行錯誤しながらライブ配信をやれています!
企業が求めているオンライン求人
オンライン求人の概要を説明すると、会社の良いところや、入社後の求職者の未来をお伝えする為の「インタビュー動画」が多いです。そして会社の資料も載せる場合があるので、同時にパワーポイントなども収録しておきます。
主な動画構成としては、テレビでもよく見られる、画面の端辺りの丸く切り取られたところに、説明する社員さんの画像があり、その横で説明映像が流れるような(ワイプ)シーンとインサートといってイメージ的な画像、例えば、談笑しているシーンなどをその間に挟み込んだりします。
その後にインタビューの動画をもってくるというような構成の流れが多いですね。
案件にもよりますが、撮影期間は4日間ぐらい、スタッフさんとのスケジュールの関係もあるので、それぐらいはみています。
内訳としては、インタビューを撮影する日、インサート撮影の日(会社の雰囲気など)、ドローン撮影の日(必要に応じて)案件にもよりますが、このような撮影のスケジュールになります。
編集は編集チームにお願いしています。オンライン求人は全国にあるので、これからもっと需要が期待される動画の一つだと思います。
会社を探している方としては、求人動画を見た時に、会社の内容や雰囲気や未来感が伝われば、応募しやすいですね。
企業さん側も会社の内容や様子を知ってもらうことが出来るので、人材確保にも繋がりやすのではないかと思いますね。動画の作り方、伝え方でとても左右されますね。
新卒者の場合と中途採用の場合とで、それぞれのインタビュー内容が変わるので、奥深いですね。こちらは提案、企画構成力に繋がりますね。
企業・起業家に需要あり!コンテンツ撮影
コロナ禍でコンテンツ動画を考えている企業・起業家さんが増えてきています。
Udemyに登録して始めてみたいという方から、すでに商品をもっている企業さんなどは、もっと大きく展開していきたいと考えている方だったり様々です。コンテンツ動画が身近になってきていることを感じます。
今タイミング的にチャンスかもしれません。例えばコンテンツのプロモーションがうまくいったら、組織を構築していこうとなると、継続案件になっていきますよね。
また、地方の企業・起業家さんはライブ配信をご存じではない方もいらっしゃると聞きます。
なので動画クリエイター側からライブ配信を提案すると、「それいいですね!」という感じになることが増えてきているようです。
激アツ案件!ライブ配信
ライブ配信に苦手意識が強い方が多いそうです。
例えばWi-Fiを利用してライブ配信を行なっている企業さんもいますね。
Wi-Fiだと通信速度が安定しない環境になるので、基本は有線LANで行うほうがいいですね。手探り状態でライブ配信を行なっている方もいらっしゃるので、知識が不足している面をを補う面でもライブ配信に需要はこれからだと感じます。
簡単ですが、僕のライブ配信の現場の写真をお見せしますね。
未経験の方がが現場を体験できることは、とてもいいですね。こうしてクリエイター同士が繋がっていることで、未経験者でも仕事ができる環境がVIDEO LEGENDS(ビデオレジェンズ)にはあります。未経験、経験者、プロ問わずクリエイター同士の繋がりを持っているからこそできる仕事もあるし、それがまた継続案件につながっていきますね。
香月さん今日はありがとうございました。
この対談の内容をもっと詳しく知りたい方は、LIVE配信時の動画からどうぞ!
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