【お金の勉強】副業を始める前の節約術３選

2022年2月9日

こんにちは、動画クリエイターコミュニティ VIDEO LEGENDS（ビデオレジェンズ）代表の平尾です！

突然ですが、副業、してますか？
副業を既にしているあなたも、これから始めようと思ってるあなたも、副業の目的は何でしょうか？スキルアップのため、人脈を作るため、時間が余ってるから、などなど、人によって目的、というか理由はいろいろあると思います。だけどやっぱり、本業だけでいる状態よりも収入を増やしたいとか、本業が傾いたときに稼げる手段を持っておきたいとか、少なからず収入につなげる目的があることは間違いないのではないでしょうか？

今回お伝えしたいのは「節約」です。そういった「稼ぐ」という目的を深堀りして、本当の目的に近づくための第一歩として「節約」という手段をバカにせず知ってもらいたいと思ったからです。お金を増やしたくて副業をしたり投資をしたりしている知り合いと話していると、案外この節約をできていない人はたくさんいます。

収入を増やすと同時に無駄な支出を減らす。これはビジネスでも家計簿でも大切な考え方です。今日の内容を素直に実行すれば、苦もなく毎年20万円以上の手残りをGETすることになりますから、やらない理由がありません。あなたが少しでも収入を増やしたいと考えていて少しでも節約不足の自覚があるのなら、読んでみてくださいね。

スマホを「格安SIM」にする

副業を始める前の節約術１つ目。
スマホを「格安SIM」にする、です。格安SIMを知らない方のために、格安SIMが何かって言うと、その名の通り、格安の料金で利用できる通信サービスです。厳密にはスマホに挿さっているSIMカードというものについてどこと契約するかということになりますが、詳しくはインターネットで調べてみて下さい。

これをするだけであなたは何もせずに毎月5000円の収入を得るのと同じ効果が出ます。あなたがもしテレビCMで見たことのあるキャリアの携帯電話を使っているのなら、今すぐ解約して下さい。ワイモバとUQモバイルが格安SIMと言われたりもしますが、この2社は格安SIMじゃないですからね。あれだけテレビCMをバンバン打っていて、利用料金が安く済むはずがないですので、そこは勘違いしないで下さい。

この辺は最近では割とメジャーな知識にもなっているみたいですが、やっぱり大手キャリアの契約でスマホを使っている方というのはまだまだ多いので、お伝えしておかなければと思った次第です。

まずは行動です。どこの会社に乗り換えようかたくさん調べて悩むのに時間を使うのはオススメしません。正直どこも似たりよったりというふうにも言われています。むしろ、あなたはたくさんある格安SIMの会社からどれにしようか比較するのに疲れて行動できなくなる可能性があります。そうなったらその時間はただの無駄ですし、結局乗り換えもできずに何のこっちゃという話になるのはもったいなさすぎます。だから、まずはすぐに行動することを最優先にしましょう。

保険を見直す

副業を始める前の節約術２つ目。
それは保険の見直しです。

あなたが独身なのに生命保険に入っているなら、まずは本当にそれが必要か？というところ見直してみてください。独身じゃなかったとしても、本来入らなくて大丈夫な保険はきっとあります。生命保険文化センターというところが出している「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」によると、日本では生命保険だけでも１世帯あたり平均38.2万円も支払っているというデータがあります。はっきりいいます。高すぎです。

日本は保険大国で、あなたが自営業者なら国民健康保険にも入っているし、あなたが会社に勤めているのであれば特定の健康保険に入っているわけです。いわゆる「国民皆保険」というやつですね。これだけでほとんどの医療についてはカバーされているわけです。

だからあなたがわざわざ医療保険に入らなくても、十分に国と会社が手厚く保障してくれているわけです。それが証拠に、あなたが年間40万程度の生命保険や月7000円程度の医療保険に入っているなら、加入したときの保険の営業マンはあなたに会社の社会保険の保障範囲のことを話題に出したでしょうか？具体的に、病気や怪我をして、その間の生活費として必要になる額をシミュレーションするところまではしても、じゃあ今入っている保険でどこまでカバーしていくらもらえるのかという確認まではしません。必要になる額を自分とこの保険でこれだけカバーできるんですよと営業するわけです。既に入っている健康保険の内容なんて見ることはないです。

保険のことを話し出したら高額療養費制度やら扶養制度、年金制度まで幅広くて話がとてもややこしいので今回は多くを触れません。

ただ、サラリーマンのあなたはこれだけ覚えておいて下さい。普通の生活を送るだけなら、病気やけがで働けない期間が生じたとしても十分な保障を得ることができます。それだけ日本の健康保険は充実していますし、保険以外にも助成制度が整っています。僕は、入院したときの保障とかを考えて、国民健保の他は2000円の県民共済だけ加入していますがそれだけです。
生命保険も、あなたが死んだときに困る家族がいる場合にのみ加入すべきです。保険会社は「若いうちに入ったほうがお得な料金でご案内」と言いますが、加入期間が短いほうが得に決まっています。

つまり何が言いたいのかというと、保険こそ無目的に入ってはいけないということです。

無目的とは、つまりリスクの可能性とリスクの大きさとのバランスを考えずに、不安という感情や営業マンのセールストークに踊らされて加入するということです。それをやっていてはお金がいくらあっても足りません。しっかり人生のプランを仮にでもいいから決めてみると、このタイミングに何かあったときにいくらくらい保障があれば生活が立ち行くということをしっかり自分でシミュレーションしてくださいね。これもさっきの格安SIMの話と同じ、「固定費を減らす」という考え方ですね。

車を持たない

最後に、副業を始める前の節約術３つ目。
「車を持たないこと」です。あなたが駅から徒歩15分以内の家に住んでいるのなら、車を持ちたくてもそこはグッと堪えて、よく考えてみてください。

あなたは車に乗るのは週末だけでしょうか？
あるいは通勤で使うのでしょうか？
子供の習い事の送り迎えに使うくらいでしょうか？

そしてその利用頻度では、電車やバスではダメでしょうか？
自転車ではダメでしょうか？
レンタカーやカーシェアではダメでしょうか？
タクシーではダメでしょうか？
他の家族が持っているならシェアしてはダメでしょうか？

車を1台持つのに、毎月平均で約6万円の固定費がかかると言われています。これは自動車税や保険・車検のお金も月にバラしているものですね。それを例えば20歳～70歳まで50年間持つとすると、生涯で車に3600万円かけることになります。年収450万円くらいのサラリーマンの手取りが360万円くらいですから、10年間は車を持つためだけに働いている計算になります。

レンタカーやタクシーは高く感じるかもしれませんが、使う頻度にもよるけど、ほとんどの場合、車を持つより断然安くなることの方が多いんです。特に今は、都市部だと各所のステーションに乗り捨て可能なレンタサイクルなどの新しいサービスもあって、これが案外便利です。物事を知っていることは選択肢を増やすことになりプラスしかありません。新しいサービスにも敏感になりましょうね。