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ビデオレジェンズ 代表:平尾としのりKindle本
kindle本平尾としのり

【動画編集】単価を上げる方法3選

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こんにちは、動画クリエイターコミュニティ VIDEO LEGENDS(ビデオレジェンズ) 代表の平尾です!

この記事を見ているあなたは、これから動画編集者を目指す人や、
動画編集の仕事は受けているけど、思っていたほど収入になっていない、という方かも知れないです。

いくら数をこなしたとしても、1本あたりの単価が低いとモチベーションも上がりませんし、だからといって手抜きができるわけでもないですよね。

1本1万円の動画制作の仕事を受けるのと、1本10万円の動画制作の依頼、どちらをやりたいか?って聞かれたら、
もちろん10万円の動画が良いに決まってますよね。
僕自身、最初のうちは低単価な案件をやっていました。
でも今は、いろいろな提案を複合することによって、駆け出しの時から考えると受注単価もどんどん上がってきています。
もちろん事前にお互いに了承した単価でお仕事を進めています。
単価アップできたのはただ単に、動画のクオリティが上がったとか仕事になれてきたとか、そういう話ではありません。

あなたもこの記事の3つの内容を取り入れることによって、単価アップさせられる可能性がありますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

目次

動画編集の単価を上げる方法 1

付加価値をつける

何かしらあなたに頼んだら「頼んだこと以上のものが返ってくる」と思うと、他の動画編集者に頼むよりもあなたに頼むメリットがありますよね。
誰だってなにか買った時におまけが付いてたら嬉しいのと同じです。

支払った値段以上の価値を感じるっていうのは、どんな些細なことでも嬉しいものです。
それと同じように、あなたの仕事でもちょっとしたことでも、相手にとって「嬉しい」と思えることをするっていうことが大事です。

例えば、これまではYoutubeの編集するだけだったのを、アップロードもタグ付けもしますよとか、なにか付加価値を付けるっていうことです。
ここまでだと単なる「サービス」なので単価アップになる、とかではないんですが、要はあなたに「更にお金を払う価値がある」かどうかを、クライアントが考えるようなプラスの印象をもってもらうんです。

逆に言うと、何の付加価値もなくただ単価の値上げをさせられるような印象を持たせてしまっては、単価を上げてもらえる見込みはないと思った方がいいかもしれません。
むしろ悪い印象が付いて、別の動画編集者を探すかもしれないので、途中からの価格交渉はかなり慎重に考えるべきです。
もちろんクライアントとの信頼関係にもよりますけど。

まぁ当然ですよね、これまで1万円で受けてもらっていた仕事がプラスの価値もないのに、例えば20%増しの1万2千円にっていうような提案をされたのであれば、単純に値上げされた、としか思えないですよね。

悪い印象が付いてからでは、あなたの編集した動画で成果が上がったという数値が出たとしても、また、その後になにかお得感があったとしても、交渉はなかなか難しくなってしまいます。

もちろん、何か任せてもらえる範囲が変わったり、作業量が変わるタイミングがあれば、交渉してみるいいタイミングではあります。

クライアントにとってのお得とは

では、単価を上げるために「お得」に思えるというのはどういう事をするべきなのでしょうか。
例えばYoutubeの編集だけではなく、動画のアップロードもするというサービスをしている中で、今度は運用も含めたサービスのパッケージを提案する、ということがあります。
もし運用も大変だと思っているクライアントであれば、その提案が良ければ受け入れてくれ、さらに単価アップについて了承してくれやすくなるかもしれません。
これはもちろんクライアントがどういう部分で困っていて、どういうことがこちらでお手伝いできそうか、みたいなところをしっかりヒアリングしてから提案するのがおすすめです。

【実際の話】
Youtubeの動画素材は基本的に、クライアント自身で撮って、編集は動画編集者に依頼することが多いです。
動画のアップロードや概要欄の記載、おすすめ動画の設定などは、クライアント自身でやっているケースが多いです。
これが結構やってみると大変で、忙しいとなかなか面倒な作業になってくるので、やってくれたら嬉しいと思っているクライアントは多いです。
しかもただ動画をアップするだけでなく、そのチャンネル自身を責任を持ってあなたが運用し、毎月のチャンネル登録者数や視聴回数が上がっていくようにしていくことを提案できれば、それはもうコンサルティングですし、クライアントもきっと喜んであなたに任せるでしょう。そうなれば報酬面ももちろん変わってくるでしょう。
経営者の方や起業家さんであれば特に「時間を何に使うか」で売上が変わってくるので、何かを人に任せるときも、その価値を感じる場合にはしっかり報酬を払うという考えの方が多いです。

自分のチャンネルに責任を持って取り組んでくれる人はそうそういないので、クライアントも安心できますよね。

あなたに任せる仕事が多くなると、あなたのクライアントはあなたではない他の動画編集者に乗り換えるのには、ハードルがどんどん高くなります。
そうなると、もうあなたを手放せなくなります

あなたの単価を上げるよりも、他の人に乗り換える方がコストもかかるし面倒だという状態になるわけですね。
なのでぜひ、自分の利益だけではなく、クライアントが喜ぶ提案を考えていきましょう。

単価の交渉は苦手?

単価の交渉は苦手という方もいるかも知れません。
そういう方は、お金をいただくことに慣れていない場合が多いのかな、と感じています。

なにか悪いことをしているように思ってしまうんでしょうね。その気持ちは僕も経験があるからわかります。

でもこちらは押し売りをしようとしているのではなく、さらなる価値を提供して、クライアントさんの困っていることに対して、協力し、お手伝いしますと提案しているだけです。
それでクライアントさんも納得してくれたとすれば、それだけあなたの仕事により大きな価値を感じてくれているということです。

だからお金を更にいただくことに罪悪感を抱くのではなく、自信を持ってクライアントさんへ価値提供をしているんだ、と胸を張ってください。

動画編集の単価を上げる方法 2

スキルの掛け算をして、独自性を考える

スキルの掛け算というのは、その言葉通りで、あなたの動画編集者としての知識や技術と、あなたの他のスキルとを掛け合わせることです。
例えば、編集だけではなく、撮影もあなた自身で行えるようになる、などです。
これまでは編集だけで撮影はやっていなかったという場合、あなた自身で撮影までやることによって、当然撮影費も請求できます。
※もちろん今撮影の技術がないのであれば、に見つけていく必要はあります。

そして、依頼する側としても、実際に撮影現場にいた人が編集を担当してくれたほうが、外注業者を一本化できて手間も省けます。
更に、もしあなたが動画がもたらす効果を最大限引き出すための「演出」や「構成」を企画し提案できるのであれば、クライアントはただの動画制作以上の価値を感じてくれます。

動画とマーケティングの相性

「動画の効果」というのは、たとえば広告動画であれば、より集客の数を増やせる動画ということです。
そういう動画を作るためには、誰に、何を、どこで、どのように伝えるのかということを、しっかりできるスキルが必要になります。それはすなわちマーケティングのスキルです。
これができると、演出や企画についてもちゃんと企画構成費として、別途請求することが可能になりますよ。

より成果が上がる方法を、あなたが論理的に根拠を説明することができれば、クライアントも企画構成に納得し、あなたの提案を受け入れてくれるでしょう。
動画とマーケティングは非常に相性がいいんですよ。

今の時代のマーケティングは、動画なしには考えられない状態になって来ています。
もしあなたがマーケティングのことをよく知らないなら、動画編集者としての価値を何倍にも跳ね上げられるスキルを持っていないことになるので、ぜひ、勉強しておくことをオススメします。

掛け合わせるスキルがない?

もし、自分には撮影の技術や知識もないし、マーケティングの知識も無いよっていう方であったとしても、そんなに焦る必要はないです。

撮影は、プロ・アマの差は大きなものがありますが、まず自分ひとり稼いでいくために必要なレベル感であれば、習得するのにそんなに時間はかかりません。
今月から勉強を始めて、来月には仕事を取っていくことも十分可能です。
特に撮影スキルは現場経験次第なので、撮影が苦手でもどんどんチャレンジすれば、怖いものではなくなりますよ。

マーケティングの知識も、なかったとしてもとりあえず仕事は取れます。
ただ、動画とのスキルの掛け算としてマーケティングほど求められるものはないと断言できます。

お願いされた動画をただ作る動画編集者と、集客アップに貢献してくれるなど、直接利益に繋がる動画を作る編集者
どちらが価値を高く見てもらえて、どちらが単価を上げていけるか、あなたにももうお分かりですよね。

動画編集の単価を上げる方法 3

希少性をもたせる

希少性ってなに?っと思うかもしれませんね。

希少性の原理というのは、人間の心理をつかさどっている原理の1つで、
その商品、条件などが、レアで入手困難になればなるほど、その価値が高く感じられる、というものです。

この商品はもうすぐ手に入らなくなる、と思った時の方が、購入へと動く可能性が高まります。

人は「得をしたい」っていう気持ちよりも、
「損をしたくない」っていう気持ちのほうが行動に結びつくものなんです。

あなたもテレビなどの通販で買い物をしたことがあるかもしれません。
例えば、「この放送後1時間以内にご注文いただいた方限定で、30,000円のこの商品を19,800円でご提供します」っていうような内容があったとします。

1時間以内に決めて電話をしなければ、それ以降は30,000円で買うことになる!って思うと、そこまで急いで購入するつもりがなかった商品が、「今買わないと損をする!!」という思考になり、ついつい購入してしまう。

そういうことです。

もちろん商品自体にも魅力があることは大前提ですが、なぜか「いま注文しないと損をする!」という想いに駆られてしまうと、人ってどうしても行動しちゃうんですよね。

これは、売る側でも営業経験がある人ならわかると思うんですが、なにか見積りを出す時には、期限を明記します。
それが特にスペシャルディスカウントであれば、必ず短いスパンの見積りの期限を提示します。

それにより、お客さまは「それまでに決めなければこのディスカウントは無効に」という意識になる。
当然その期限がすぎれば「損をしてしまう」という意識が働いて、期限内までに返答します。

これは同じ動画制作をしている競合から、案件を勝ち取るためにも必要な戦略です。

ですからあなたからのクライアントに対する条件も、期限をしっかり明記しましょう。
あなたの出す条件を、限定的で、希少性のあるもの、としっかり理解してもらいスピード感のある商談にしましょう。

例えばあなたがいつも10,000円で受けている動画編集の案件が目の前にあったなら、最初に20,000円の単価を提示しましょう。
そして、「今日お申込みいただければ」とか「先着3名様限定で」とかいうことを言って、今回は特別に15,000円だという条件を提示してみましょう。

もちろん「うまく言う」必要はありますけどね、結構な高確率で案件を受注出来ると思いますよ。

「限定で」とか「今なら」とか、そう言うだけでこういう結果が出るわけですから、そんなに難しいことでもないと思いませんか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、【動画編集】単価を上げる方法ということで、「付加価値をつける」「スキルの掛け算をし、独自性を考える」
「希少性をもたせる」
ということをご紹介しました。

ただこれまでと同じことをしているだけでは、単価を上げることはできません。

これはどんなことでも言えると思うんですね、
ビジネスに限らず、スポーツであったとしても、昨年よりも良い結果を残していないのに年俸アップするということはほとんどないですし、最悪解雇もされます。

効果が現れず、あなたに依頼をし続けるメリットが無ければ、新しい人を探すでしょう。

クライアントさんが単価をアップしてまでも、あなたでなければいけない理由をぜひ見つける努力をしましょう。
テレビをみたりYoutubeを見る時間もいいのですが、空いた時間に学習することもオススメします。

この記事が、あなたの単価を、価値を上げることへのヒントにつながったら本当に嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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この記事を書いた人

平尾としのりのアバター 平尾としのり VIDEO LEGENDS 代表

1000名を超える動画クリエイターコミュニティ VIDEO LEGENDS代表。元会社員で副業・未経験で動画クリエイターを始め、6ヶ月目には毎月60万の収入を得る。8ヶ月目に脱サラ。

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